TFT(思考場療法)とは、不快な気分や感覚の元となっている過去の経験や原因について考え（思考の場＝思考場）、これを問題に応じたタッピング・パターンでツボを刺激する事で、不快な気分や感覚を解消する心理療法（サイコ・セラピー）です。心に刺さったトゲをツボの刺激を通して引き抜くイメージです。しかも、一度取れた問題がぶり返す事がないという特徴があります。

ツボの刺激自体が身体の機能のバランスを正常に戻す作用があること、身体の痛みについても心理的要因が原因となっている場合も多くあること、なおかつ、セラピー自体に身体や心の緊張をほぐすリラックス効果があることから、腰痛や肩こりにも効果があります。
この療法（セラピー）は、米国心理学会(American Psychological Association)の一単位として認められており、特に、トラウマ治療においては、もっとも安全で効果的であり、かつ、即効性のある療法である事が、実験および論文で報告されています。

しかしながら、経験する事があまりにも酷かったり、納得いかない仕打ちや強い恐怖であったりした場合は、心の傷として残ります。人間は健康に生きていく為に、こういった傷を心の奥底に仕舞い込む事で、表面上は忘れながら成長していきます。もちろん、どんな経験をしたかではなく、その経験をどうとらえたか？に依存しますので、他人にとってはたいした事ではなくても、本人にとっては大きな傷になる事もあります。

こういった傷は、一見、忘れてしまっているので何の問題もないように考えがちですが、しまい込んだ傷が、誤った認識を誘発したり、不自然なこだわりとなって現れてきます。また、前向きな行動にブレーキをかけたり、常に周囲を気にし過ぎたりといった健康的な生活を送るための支障となる場合もあります。
例えば不登校の子供などは、頭では学校に行きたいと思っていても、門の入り口までくると足がすくんで入れないといった事が起こります。これは、頭で理解するのとは別に、仕舞い込んだ心の傷がNO!を感じさせているためです。「頭でわかっていても身体が動かない」とか、「頭でわかっていても心がNO!と言っている」という表現の方がわかりやすかもしれません。

TFTによるセラピーは、こういった本人には認識できている・いないにかかわらず、心の傷、つまり、傷の元になっている心に刺さったトゲを抜き取ります。この為、他人から「性格が変わったね！」と言われる方もいます。しかし、性格が変わったのではなく、心の傷を伴って認識されていた性格が、本当の自分の性格に戻ると言った方が正しいでしょう。内気だった人が明るく社交的になったり、いつもイライラしていた人がとてもリラックスして人に安心感を与える紳士・淑女になったりすることもあり、他人を驚かす結果になる場合もあります。ただ、劇的に変わるには、幼少期からの消化しきれず積み重なった気分や感情、トラウマに対して対処する必要がありますので、この、体験キャンペーンだけで、そこまでの効果を確認できる方はいるものの、それほど多くはありません。一度体験してみて、良さそうと思われた時は、是非、特典を活かして長時間バージョンにもお申込みください。

ちなみに、心の傷がなくなったらどうなると思いますか？

自然は真空を嫌います。真空の場所があれば、なんらかの気体が入りこもうとします。断捨離（だんしゃり）を決意して物をたくさん捨てても知らないうちに物で埋まってしまうのもその為です。傷がなくなった心にもその空白を埋めるように何かが入ってきます。
人間は元々成功するための行動を取るようにできています。例えば、自転車などは、最初は全く乗れなかったとしても、失敗を重ね、やり方や感じ方を変えて最終的には乗れるようになります。

同じように傷がなくなった心には、良いイメージであったり、ポジティブな思考であったり、行動力といった、本来、人間が元々持っている成功するためのエッセンスが入ります。当然ながら、「性格が変わったね」と言われる結果になることもあります。