TFTのセッション
TFTのセッションでは、セラピストのガイドに従い、クライアントご自身で、自身のツボをトントントンっとタッピングしていただきます。
タッピングの強さは、「痛くなるほど強く叩く必要はありませんが、しっかりと刺激が伝わる程度」でお願いしています。
タッピングする際の指の本数は人にもよると思いますが、タッピングするポイントがはっきりわかる箇所は「人差し指と中指の2本」で、タッピングするポイントが分かりにくい箇所については「人差し指から小指までの4本指」で「どこかの指がポイントに当たっているだろう」位の感じで、タッピングしてもらえればいいでしょう。
爪を延ばしていて指先でのタッピングが難しい方は、「グ~」の手をしていただいて、指の関節などを使ってタッピングしていただいてかまいません。タッピングポイントによっては「指の腹」を使ってもいいかと思います。
クライアントの筋肉の強さを測るために、セラピストは、クライアントの腕を押させていただく(中級以上のセラピストの場合)ことがありますが、それ以外に、緊急を要する場合を除き、セラピストがクライアントの身体に触れる事はありません。
このため、「男性のセラピストが女性のクライアントに対応する」もしくは「女性のセラピストが男性のクライアントに対応する」といった場合でも、安心してセラピーを受ける事ができます。
また、小さいお子様や身体の不自由な方、ならびに、セッション中の動揺が激しく介助が必要と思われる方などには、近親者の方や介助者の同席をお願いする場合があります。
TFTでは、クライアントご自身でタッピングしていただきますし、セラピストのガイドに従って、軽く目を動かしてもらう、ハミングしてもらうといった程度のことですので、当然ながら、副作用はありません(正確には、「副作用はない」と言われている)。
ストレスケアを例にとり、タッピングポイント・手順(動画も含む)が、日本TFT協会のページで紹介されていますので、もし、興味のある方は、試してみるのもいいかもしれません。