自律神経の調整がポイント
「不安な気分になる」・「胸のあたりがモヤモヤする」・「落ち着かなくなる」・「ゆううつになる」といった症状の他、「胸が苦しくなる」・「肩がこりすぎて痛い」・「腰が痛い」といった強い症状まで、症状の出方には、いろいろありますが、これらはいずれも、頭で考えてどうにかなるものではなく、心が感じた事が、自律神経のバランスを崩し、その結果として、様々な症状を引き起こしているわけです。
セラピーでは、こういった自律神経のバランスを正常な状態、もしくは、リラックスした状態にもっていくものですが、問題の原因になっている事を考えても、自律神経のバランスを崩さないようにする必要があり、これが難しい作業になります。
ある方法では、その原因について考えてみて、とらえ方が変わるようなアドバイスなどで気持ちの整理や気づきを与えて解消を試みます。
また、ある方法では、過去の経験した時の自分自身を「もう大丈夫だよ」と安心させたり、許してあげたりといった事で、過去の自分を癒す事で、問題の解消を試みます。
「過去の自分」や「本心を話す自分」と仮想的に向き合って座り、それぞれの立場で話しをするといった方法をとる場合もあります。
こういった方法は、アダルトチルドレンが原因の場合に、よく使われます。
また、呼吸法と組み合わせる事で、問題の解消を試みる方法も多く、これは、呼吸自体が自律神経と関連している事から、呼吸法によって自律神経のバランスを調整する方法は、とても理にかなっている方法だといえます。
これらの方法は、うまく合えば、問題解消の効果が期待できますが、いずれにしても、自分で自分を納得させるようなものなので、精神的に辛くなる場合もある上、比較的、時間もかかります。
思考場療法®(TFT)では、この自律神経のバランスを調整する方法に、ツボのタッピング(叩く)や、軽い目の運動を使うので、精神力で自分の考え方を変えたり、納得させたりする辛さを感じる事なく、問題を解消していけるわけです。
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