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論文でも報告されている実験で証明された効果


1995年。ある実験が行われました。

 

この実験は、当時、トラウマ治療の方法として存在していた次の療法の専門家を集め、複数人のクライアントに対してトラウマ治療を実施することで、トラウマ治療における安全性・解消後の継続性・治癒の速さ等を測定したものです。

 

  • TIR(Traumatic Incident Reduction)
  • VKD(Visual-Kinesthetic Disassociation)
  • EMDR(Eye Movement and Reprocessing)
  • TFT(Thought Field Therapy)

 

特筆すべき事は、この時、治療にあたった専門家は、すべて、上記療法の創始者、つまり、超エキスパートであったこと。

 

論文雑誌この実験の結果は、論文「Psychosocial Stress Research Program and Clinical Laboratory, Florida State University, Tallahassee, FL 32306-4097, June 27, 1995 Charles R. Figley, Ph.D」にまとめられています。

 

この論文では、実験結果として、TFTは、次の点で際立っており、最もパワフルで安全な方法と報告しています。

 

  • 速い
  • 害がない(副作用・副反応がない)
  • クライアントが苦痛に感じる事を言葉で話す必要がなく、苦痛を最小限に抑えられる
  • シンプルで誰でもできる
  • 治癒後の継続性が高い(実際は、一生、ぶり返す事はない)

 

ちなみに、この実験には、日本TFT協会理事の森川綾女氏も、TFT創始者であるキャラハン博士に従事していた時期でもあり、立ち会いをしたそうですが、キャラハン博士は、あまりに早くに終わりすぎて時間を持て余し、実験場所構内を暇そうにぶらぶら散歩しまわっていたそうです。

 

兎にも角にも、それほど速いということですね。

 

なお、その他療法も、効果がないわけではなく、それぞれ素晴らしい結果を出している事は補足しておきます。


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