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日本人だけが知らない!? 海外では公的機関が認定するTFT療法


TFT(思考場療法®)は、日本では、それほど認知度が高いとは言えません。

 

TFTは、やり方や方法論的には、それほど難しいものではなく、心理を専門としない一般の方でも、比較的、容易に使う事ができる反面、「他人の心の問題に携わる」という一番大事な認識を持っていない一般の方が、過剰な宣伝文句つけて、ビジネス化できてしまう可能性がある事(往々にして、そういったビジネスでは、高額な施療費がかかったり、書籍を読めばわかる内容を10万円以上の費用がかかるセミナーとして利用される)から、専門家の育成には、心理カウンセラーの他、医療・看護・介護といった医療職、鍼灸師やカイロプラクターなどの施術士、教員・教職などの援助職の方に制限している事にもよるでしょう。

 

その他、TFTという言葉に、あまりなじみがない事などもあげられます。例えば、「ヨーガ療法」という療法がありますが、「ヨーガ」という言葉自体が知名度が高いので、自動的に、認知度が上がっているといったものです。
また、心理カウンセリングにしても、心理セラピーにしても、健康保険の適用外ですので、心の問題を起因とする症状をなんとかしたいと思ったとしても、最初から方法論として選択肢にならないという事もあるかもしれません。

 

しかし、世界に目を向けると、効果について証拠(エビデンス)を求められる公的機関などから認定を受けていたりします。

 

samhsa_logo2016年1月、TFTは、エビデンスのあるトラウマの治療法として米国心理学会よりも大きな機関であるSAMHSA(Substance Abuse and Mental Health Services Administration)に正式に登録されました。

 

特に次の点で効果があることが認められています。(SAMHSAの記事を翻訳)

  • 個人のレジリエンス(精神的回復力・耐久力)・自己概念
  • 自律
  • トラウマ・ストレス関連の障害と症状
  • 抑うつとうつ症状
  • 一般的な機能と健康
  • 恐怖症、パニック、全般性不安障害とその症状
  • 非定型およびその他のメンタルヘルスの障害と症状

もちろん、TFTが応用できる症状の範囲は、もっと広いのですが、トラウマやストレスから派生する様々な症状の改善・緩和の他、ストレス耐性の向上なども、認められた効果の範疇といっていいでしょう。

 

このほか、日本TFT協会の森川綾女理事長は、際連合人権施設共同体(United Nations World Human Facility Community)欧州連合(EU)フィリピン副総長に就任されたりしています。
世界人権施設は、WHOのような国連の独立機関とは異なり、国連と欧州連合の共同体で、科学者と研究者の組織であり、トップはベルギーのプリンセスです。
科学的な研究に基づいた方法で人権を守るプロジェクトを立ち上げて推進していくという活動が主なのですが、その中の医療従事者へのメンタル支援をという事で、推薦され、国連WHF大使よりの認証授与されたとの事です。

 

国内では、TFTの専門家養成セミナーは、臨床心理士の資格ポイントの一つにも認められていたりしますが、心理を専門とする方の間で認知はされているものの、まだ、一般には、認知度が低いのが実情でしょう。

 

最近では、熊本地震で、地元企業の「被災した職員へのメンタルケアセミナー」(約300人を対象)なども行っており、徐々に広がっていくことが期待されます。


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