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就職活動に効くカウンセリング


就活生心理カウンセリングや心理セラピー。実は、就職活動にも効果的に使えます。

 

就職活動をする際に、様々な方法論があり、それらは、インターネットや書籍でも紹介されていますし、学校でも面接のシミュレーションやトレーニングをする所も多いかと思います。

 

方法論については、こういったサービスや情報を利用すればいいのですが、心の持ち方については、心理カウンセリングや心理セラピーが効果的です。

 

就職活動において、心に問題が発生する場面というのは、次のような場合があります。

 

  • 体力・気力ともに大量のエネルギーを使い、疲れ果てる
  • 極端に緊張して、面接で失敗する

 

1番目の「体力・気力ともに疲れ果てる」という件ですが、望んだ会社にすぐに内定をもらえるような人は別として、人によっては100件を超える会社訪問をされる方もいます。ましてや、不合格が続くと、前向きな気分を持てなくなったり、燃え尽き症候群になってしまう人もいます。特に、学校に行くモチベーションが就職するためである人(ほとんどの人がその可能性が高いですが・・・)は、うまくいかないと、これまでの生活をも否定してしまったりします。

 

こういった時に、心理カウンセリングや心理セラピーが役に立ちます。

一応、触りだけですが、楽な心持ちで就職活動ができるコツを書いておきます。

 

  • 望む職業が自分にあっているかどうかは働いてみないとわからない

     

    何度も不合格が続くと、徐々に、最初に望んでいた職から妥協して、他の職でも入社できるところをあたるようになります。その結果「本当は、こんな事をやりたかった」という思いをずっと引きずってしまう人もいます。

    まず、望んだ会社に入ったとしても、望んだ部署・職業に配属されるかどうかは、そもそも保障はされていません。これらは入社後に、会社側が配属を決めることなのです。しかも、会社の人事の方は、人を見抜くプロですので、本人の意志はなくべく尊重しますが、適正があってない場合は「こちらの部署の方が合っているだろう」との予測で、配属を決めます。

    例えば、望んでいる職業が研究職であっても、専門知識も少なく、じっくり一つの事に取り組むよりも周りの空気を作るのが得意な人であれば、プロジェクトのグループや企画などに配属されたりします。

    ここで考えないといけないのは「とりあえず、やってみる」こと。プロが配属を決めていますので、やってみると、意外に楽しく、やりがいを感じるかもしれません。

    また、学校で学んだ事と全く関係ない仕事であっても、必ず、どこかで活かされます。

    手塚治虫氏は医師免許を持ちつつも漫画家になりました。そしてブラック・ジャックやメルモちゃんでは医療の知識が大いに役立ち、火の鳥では人の生命観を見事に描かれています。

    手塚治虫氏ほどではないにしろ、自分の専門知識を直接役立てる事ができない部署であっても、配属された部署で、その知識を持っている人はあなただけという事になりますので、部署自体の視野を広げる役にも立つでしょうし、意外な所で活躍できたりします。

     

  • 就職活動はお見合いだと思え

     

    就職活動というと、どうしても、雇用してもらうという雰囲気があるのですが、企業から見ても、従業員に気持ち良く働いてもらい、能力を発揮してもらえる人を採用しなければならないというミッションがあります。ただ、人数を取ればいいというものでもありません。
    握手こう考えると、決定権は採用する側にあるものの、就職活動する側も採用する側も、実は立場は50:50(フィフティ・フィフティ)なのです。ですので、就職活動で会社訪問や面接では、「自分が本当に活躍できる場がこの会社にあるかどうかを見極めにいく」位の心持ちで望んだ方がいいでしょう。

     

  • 心が疲れてきたら早めにカウンセリング受診を

     

    就職活動がうまくいかない場合、心も身体も疲れ果てます。
    こんな時は、まず、一旦冷静になる必要があります。その上で、これまでの経緯を見直し、反省する所があれば見直しを行い、次に打つ手を考えます。
    こういった時に、心の整理をしたり、ストレスケアをする上で、心理カウンセリングや心理セラピーは大きな手助けになります。
    心が折れそうになった時は、早めにカウンセリングを受けることをお勧めします。

     

就職面接2番目の「面接などで、極端に緊張してしまう」方。こういう方は、子供の時の経験が大きく影響している可能性が高いです。

 

ちなみに、就職の面接などで、緊張するのは当たり前の話ですし、適度な緊張感は、良い結果を生む事も多いです。 ここでいう所の「極端な」というのは、「面接が終わった後、気が付いたら、手が汗でびっしょりだった」とか、「緊張のあまり、しゃべる事がしどろもどろになったり」とか、酷い場合には、過呼吸になるような状況をいいます。

 

もちろん、緊張すると、言いたかった・伝えたかった事が言えなかったといった事もありますので、極度とまではいかなくても、リラックスして、しっかり話せるようになる事にこしたことはありません。

 

「トラウマってどこまでをトラウマと言うの?」の項でも記載していますが、トラウマのようになっていなくても、成長する段階で、いつも緊張感にさらされていたり、怖くていつも気を使う人が近くにいたりすると、その時の緊張感が現在まで影響している可能性があります。

 

こういった症状は、トラウマと同様に、TFTで一発で解消することができます。また、HRCアクティブ・カウンセリングでは、将来的にも極度な緊張をしないように、自信を持てるようにも変えていけます。というか、その場で変わります。

 

人によってですが、最初は全く話す事ができなかった方が、5分もすると、堰をきったように、どんどん話はじめてくれる事もよくあります。もちろん、普通に話しをされる方であっても、長い間溜め込んでいた事を掘り起し、楽な気分で話し始められる場合が多く、カウンセラーの立場からしても、より早く、根本原因にたどり着く事ができます。

 

なお、就職面接時の緊張についてですが、面接する側(面接官)も緊張する事はわかっていますので、その部分を差し引いて判断したりします。もちろん、緊張する場面でもしっかり話せるか?をテストする場でもありますが、そういった事は、就職後に接客マニュアルや台本などがありますし、なかったとしても予行演習するなど、入社後の訓練でどうにでもなることなので、よっぽどの事がない限り、あまり問題にはされないでしょう。

 

むしろ、極度に緊張した為に、本当に言いたかった事・主張したかった事を面接官に伝えられない方が残念な事だと思います。


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