知識だけでは行動できない
人が行動するためには、知識だけでは、行動することができません。そこには、マインドセットが必要です。
つまり、
行動 = 知識 × マインドセット
です。
また、行動の仕方やそれによる結果は、マインドセットによって、大きく異なってきます。
例えば、大学生の学業を例にとって考えてみましょう。
- 卒業したい。卒業する為に単位が欲しい。
- 大きな企業に就職するために、大卒でなければ。
- 知識や技術を身に着けて働く時に活かしたい。
- 自分の知らない事をもっと知りたい。まだわかっていない事を解き明かしたい。
いかがでしょうか?
おのずと、大学での講義に臨む姿勢が違ってくるだろう事が想像できると思います。マインドセットによっては、大学院まで進む人もいるでしょう。
技術を身につける専門学校でも同じです。
例えば、美容関係の専門学校の場合を考えてみます。
- とにかく手に職をつけたい
- 職業とは別に技術を身につけたい
- 他人を綺麗にしたい
- 他人を綺麗にして、感謝されたい
- 他人を綺麗にして、幸せになって欲しい
考え方として、いろいろありますが、その職に生きがいを感じるか、長続きするかなどにも影響してきそうです。
このように、知識が同じであっても、マインドセットが異なると、行動が変わり、結果も変わってきます。
例のように、ポジティブな行動に結び付けるマインドセットについては、「モチベーション」と言った方が一般的かもしれません。
では、ネガティブなマインドセットとは何でしょうか?
これは、「トラウマってどこまでトラウマって言うの?」のページにも記載していますが、いわゆるトラウマや固定概念です。
これらは、行動にブレーキをかけるネガティブ(マイナス)のマインドセットです。
もちろん、忍耐・根性で行動していく事はできますが、無駄にエネルギーを費やしたり、曲がった結果となる事もあります。
良い結果・望む結果を得る為には、正しい行動をとる必要がありますが、正しい行動を取るためには、ネガティブなマインドセットは、ちゃんと解消して、活かせる経験に変えるとともに、望む結果を得る為のポジティブなマインドセットを持つ必要があります。
ネガティブなマインドセットは、TFTで瞬間的に解消できます。
TFTで、ポジティブなマインドセットを持てるようにする事もできますが、それよりもカウンセリングでのアセスメントが重要にポイントになります。また、成功体験を積み上げる「心の芯の組み立て」も有効な手段となります。
HRCアクティブ・カウンセリングでは、これら様々な手法を組み合わせて、あなたの本来持っている力を引き出していきます。また、当然の結果として、これまで踏み出す事ができなかった事へも行動できるようになります。しかも、ごく自然に、楽な気分で物事にあたれるようになります。
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