セルフ・メンタル・ケア
トップページ > 自分を活かすカウンセリング > 負のイメージを払しょくするのは難しい

負のイメージを払しょくするのは難しい


憂鬱「あの事は、今思い出しても腹立たしい」、「あの時の悔しい思いがよみがえる」などの他、怖い体験をした時のイメージを払しょくするのは、その時点で激しい感情が伴っていますので、とても難しいです。

 

もちろん、こういった経験は、反面教師として将来の行動に活かす事ができますが、その時の感情や気分をも持ったままにしていると、冷静に状況を分析して、次にどう活かすかを考える前に、感情や気分の方が先行してしまい、うまく活かす事ができません。

 

また、始末におえないのは、こういった負のイメージを頭で繰り返す事は、負のイメージ・トレーニングをいつもやっているようなもので、同じような事が起きたり、同じような状況に追い込まれる、というよりも、その状況になるように、自ら行動してしまいます。

なぜならば、人は、イメージしたとおりに、もしくは、イメージする事を目指して行動するためです。

 

成功すでに持ってしまっている負のイメージを払しょくする、もしくは、活かせる経験に変えるには、相当の精神力が必要です。場合によっては、同じ事を疑似的にやってみて、違う結果になる事を確認する。つまり、成功体験で上書きする(自転車の例を参照)という事も必要かもしれません。

 

TFTでは、こういった負のイメージをイメージした時に出現する感情や気分を冷静な目で判断できるようにする。つまり、感情や気分は除去し、記憶だけが残るという状態にします。当然、負の経験も活かせる経験に変わります。

 

世の中には、同じ(様な)失敗を何回も繰り返す人がいます。

こういった方は、能力的に問題がないのであれば、失敗から学習し活かせる経験にする以前に、失敗した時には、当然、強く怒られたり、酷く痛い思いをしたり、悔しい思いをしたりしたでしょうから、その時の感情や気分といった事の方が先行しているのかもしれません。

 

身体が覚えている場合もある

 

不快感負の体験であっても、記憶に残っておらず、イメージする事すらできないが、特定の事象やある状況になると身体が反応するという場合もあります。

 

普通の筋肉の反射の場合、痛かったり熱かったりといった最初の体験の時は、受けた刺激の情報が、一旦、脳に伝えられ、その上でどのように筋肉を動かして回避するかを分析して、筋肉に動作の信号を伝えます。

しかし、2回目以降、もしくは、何度も同じ経験をした場合、いち早く危険を回避するため、刺激の信号を脳に伝えて、その反応を問い合わせる前に、先に回避する運動をするための信号を途中で折り返して伝えます。

 

筋肉だけでなく、心も同じような機能を備えているのであろうと思われます。「その場所に行くと辛い思いをする」「あの人に会うと、また怒られる」など、これからの行動を予測して、身体が反応します。これは、記憶がない(忘れてしまっている)事であっても、似たような感じや事象・場所などを感じるだけで、身体だけが反応を覚えていて、危険を知らせるという事があります。

 

こういった場合、考え方や捉え方を変えるといった、言葉や思考だけでの対応は難しいです。

 

TFTでは、そもそもツボを刺激する事自体が、身体のバランスを正常な状態に整える作用がありますので、こういった、記憶にはないが身体が覚えているといった事には、劇的な改善効果を得られます。


[全体目次]活き方のヒントへ
[部分目次]自分を活かすカウンセリング
Copyright © 2018ハート・リッチ・クリエイティブAll Rights Reserved.